労働傷病兵社会省が6日に開いた「2006~2010年期労働保護・労働安全・労働衛生に関する国家プログラム」実施総括会議で、この期間に毎年平均5972件の労働災害事故が発生し、このうち506件で570人の死者が出ていることが報告された。7日付タインニエン電子版などが報じた。
労働安全局のブー・ニュー・バン局長代理によると、実際には秘密にされ報告されない労災事故も多いといい、また死者の出た重大労災事故の8%は何の処理もされないままになっているという。
2006~2010年期の重大労災事故発生件数(平均)は、2001~2005年期に比べ2.45%増加しており、労働傷病兵社会省は2011~2015年期にこの数字を5%減らすことを目標に設定している。