ベトナム国家銀行(中央銀行)ホーチミン支店はこのほど、ベトナム技術商業株式銀行(テクコムバンク)の会長および頭取宛てに、同市にある同行のフーミーフン支店長の免職を要求する文書を送付した。15日付ザンチーが報じた。
中央銀行によると、テクコムバンクのフーミーフン支店は、8日に本社から預金金利を年17%から14%に引き下げることを命じられたものの、10日になっても16.8%を維持していた。
さらに同支店は、中央銀行の調査官に預金に関する書類の呈示を命じられた際に、本社に提出したため書類を所持していないとし、調査を妨げた。その後、調査官が同支店を管理するテクコムバンクの責任者に連絡し、同支店は初めて書類を呈示したという。