現金自動預け払い機(ATM)取引の利用規制に関する会議が初めて行われ、その中でATMを利用する際の服装規定について討議された。7日付カフェエフが報じた。
ベトナム国家銀行(中央銀行)によるATM取引規定草案では、ATMを利用する際は防犯対策の妨げとならないよう、ヘルメット及びマスクの着用が禁止されている。この規定は、防犯カメラでATM利用者の顔が確認できればATM取引関連の問題解決が容易になるという商業銀行の意見に基づくもの。
しかし会議では、上記の規定が施行されればATM取引関連の問題解決が容易になるのは確かだが、監視を立たせない限り、ATM利用者の服装を規制するのは現実的ではなく、規定違反が見つかってもその場で処罰することは難しいという意見が上がった。今回の会議はATM利用規制に関する第1回会議で、今後も引き続きATM利用規制の草案について話し合われる見通し。