サンワーグループ(新華集団、本社:香港)傘下のサンワー基金は23日、ハノイ市において保健省とハノイ大学と、ベトナムにおける医療・教育・芸術案件への100万ドル(約8430万)の支給契約を締結した。
支援金のうち70万ドル(約5900万円)が公共医療事業を中心とする医療関連案件へ、30万ドル(約2530万)が学校施設の改修・新設、中国留学の奨学金、教師全般、特に遠隔地の教師の外国語能力向上など教育・芸術案件へ充てられる。同基金によるベトナム支援は今回で2回目。
また今年がタンロン・ハノイ建都1000年にあたるのを受けて、同基金は12月にハノイ市の国立美術館で「1000年間に亘るベトナムの財宝」、ホーチミン市美術館で「世界名画家が描くベトナム風景画」と題した展覧会を開催する予定。