建設省と世界銀行(WB)は18日、メコンデルタ地方の6都市で実施される予定の同地方都市改良事業の計画草案報告セミナーを開催した。
ベトナム都市開発プロジェクト管理委員会委員長のドー・トゥ・ラン建設省都市開発局副局長によると、この事業はメコンデルタ地方の各都市に住む人々の生活の質向上を目的とするもので、同地方の次の6つの都市が対象としてすでに選ばれている。▽カントー市▽ミトー市(ティエンザン省)▽カマウ市(カマウ省)▽カオライン市(ドンタップ省)▽ラックザー市(キエンザン省)▽チャビン町(チャビン省)。
事業の総投資額は約6億ドル(約540億円)で、うち35%を各地方が拠出、残りは世銀からの融資資金を充てる。計画によると、今年12月にプレ審査、来年6月に本審査を行った後、世銀との借款協定に調印し、2012年1月に事業を開始する予定。