24日、多額の負債を抱え運航再開の見通しが立たないインドシナ航空(ICA)の本社が、入居していたビルから姿を消していたことが分かった。
ベトナム民間航空局のライ・スアン・タイン局長によると、ICAからは運航再開計画や負債の返済方針についての報告をまだ受けていないという。ICAの代理店やチケットを購入した客の多くも、チケット代金や保証金の返済に関する知らせをまだ受けていないとしている。
ICAが入居していたホーチミン市タンビン区ドンダ通り5番地のキコチャンビルの管理会社によると、ICAは転居先の情報を何も残していないという。