ハノイ市人民委員会はこのほど同市資源環境局に対し、交通運輸局と協力して市内の粉じん汚染と騒音の最新状況をまとめ、汚染状況を改善するための方策を立案するよう指示した。
資源環境局によると、多くの道路で粉じん汚染がみられるが、特に工事中の箇所のあるファップバン通り、ダイコーベト通り、ファムフン通り、ファムバンドン通りで著しいという。最近の観測結果によると、ファムフン通りとファムバンドン通りの大気中の粉じん濃度は許容基準の7.5倍だった。タインスアン区のクアットズイティエン通り、グエンチャイ通り、チュオンチン通りは基準の6.75倍。市内のほとんどの交差点付近の濃度も基準の4.1~11倍だった。
また、各工事現場はさらに汚染がひどく、粉じん濃度は許容基準の20~30倍を記録した。