ハノイ市内の各インターネット店を対象にこのほど、ソフトウエアの知的財産権保護状況の立ち入り検査が行われた。同市文化スポーツ観光局査察部門によると、こうした検査はこれが初めてという。
検査の結果、ハノイ市ドンダー区タイソン通り167番地のオンラインゲーム店「Cyzone」で100台以上のパソコンにマイクロソフトWindows XPの違法コピーが大量にインストールされていることが分かった。同店のオーナーであるコンピューター・デジタルアミューズメント・ベトナム社のブー・タイン・コン社長は、違法だと知りながらソフトウエアのコピーを行っていたことを認めたうえで、現在ソフトウエア正規版の購入手続きを進めていると語った。