教育訓練省はこのほど、小中高生と大学生の制服・礼服について規定する通知を公布した。この通知は11月14日に施行される。それによると、アオザイを制服として着用できるのは高校、短大、大学の女子生徒・学生に限られ、スカートを制服とする場合はひざを覆う長さでなければならない。
ハノイ市教育訓練局初等教育課のファム・スアン・ティエン課長は「11月14日の施行では新学年度がすでに始まっており、学期途中にスカート丈を直すのは困難」と難色を示している。同局中等教育課のグエン・タイン・キー課長も「保護者が前もって準備できるよう新学年度開始前に規定を公布するべきで、規定の適用は来学年度からが望ましい。現在この規定に反している制服もあるが特に大きな問題にはなっておらず、制服の変更にかかる出費を保護者に強いるべきではない」と話している。