労働傷病兵社会省は24日、「2011~2015年に適用する新貧困ライン」の草案を発表した。それによると、現在の貧困ラインは、1人当たりの平均月収が農村部で20万ドン(約1070円)以下、都市部で26万ドン(約1400円)以下だが、それぞれ35万ドン(約1900円)と45万ドン(約2400円)に引き上げられている。また、消費者物価指数(CPI)が10%以上になった場合は、その時点で政府が貧困ラインの見直しを行うことも盛り込まれている。
新貧困ラインが適用されると、貧困世帯率は現在の13%から20%に増加する見込み。この草案は数カ月以内にグエン・タン・ズン首相に提出される予定だ。