ホアン・チュン・ハイ副首相はこのほど、東南部バリア・ブンタウ省のミースアンA2工業団地内の縫製工場建設案件で製品の10%の染色を認める内容の投資認可を行った機関と関係者の処分を検討するよう同省人民委員会に指示した。また、投資認可の内容から染色を削除するよう指示した。
同省を含むティバイ川流域の各地方では、水質汚染を防止するため2006年9月以降染色を含む5分野の投資案件の新たな認可が停止されている。しかし2007年11月、同省資源環境局長は台湾資本のエクラット・ファブリクス・ベトナム社の縫製工場に染色工程があることを承知しながら環境影響評価報告書を承認していた。ハイ副首相は同省人民委に対し、環境影響評価報告書に関する政府機関の書類を偽造した責任者の洗い出しを行うよう求めた。