ホーチミン市は、物乞いやホームレスの人々を路上から立ち退かせて施設に収容し、彼らに教育と職業訓練を施すという計画を進めている。同市人民委員会が5月30日に認可した計画で、関係当局や地区は来年までの計画完了を目指してホットラインを設置する。
また同市委員会は同市警察に対して、市内の物乞いのネットワークを仕切っている人物の捜査と処罰を指示した。
計画では、毎年300人に対して職業訓練を施し、収容施設内の800人に定職を与え、収容施設外の300人に仕事を見つけることが期待されているという。
同市は他の地元当局と協力、約300人を帰郷させ、その家族に約1000人の面倒を見るよう指導する予定。