ホーチミン市市場管理支局は22日、フランスの有名ブランド「ルイビトン」の偽造品が市内11カ所で販売されていた問題について報告を行った。11カ所の中には大型ショッピングセンター内の売り場も多く含まれている。
市場管理部隊が20日に市内1区のショッピングセンター「サイゴンスクエア」内の3カ所の売り場を抜き打ち検査したところ、すべての売り場からルイビトンの偽造品が見つかった。また、同市1区レロイ通り40番地と120番地の商店からもルイビトンの偽造品が大量に見つかった。
市場管理部隊は前日の19日にも、同市5区のショッピングセンター「アンドンプラザ」内の6カ所の売り場で大量のルイビトンの偽造品を発見していた。これらはトランク、バッグ、財布、ベルト、キーホルダーと多種にわたっているが、量が多いため現在鑑定待ちの状態となっている。
偽造品を販売していた売り場の店主らによると、これらの商品の大半は中国製だという。ルイビトンのベトナム代理店も、今回見つかった商品がすべて偽造品であることを確認している。