世界経済フォーラム(WEF)がこのほど発表した「2008~2009年世界IT(情報技術)リポート」によると、ベトナムは「ネットワーク化準備度指数(NRI)ランキング」で、前回調査より3ランク上昇し世界134カ国・地域中70位となった。このランキングは「ICT(情報通信技術)の開発環境(政策・インフラ・政治の安定度)」、「ICTへの準備度(個人・企業・政府)」、「ICTの活用度(個人・企業・政府)」の3つの要素を指数化し総合評価したもの。
WEFの報告によると、ベトナム政府は2008年にICT関連案件に対する優遇政策と法規整備を推進し、ICTへの投資を効果的に行っていると評価されている。東南アジア諸国ではシンガポールが4位でトップ、マレーシア(28位)、タイ(47位)、ブルネイ(63位)がベトナムより上位に位置し、インドネシア(83位)とフィリピン(85位)と続いている。