ホーチミン市資源環境局はこのほど、買い物用レジ袋の使用制限計画案を同市人民委員会に提出した。計画によると、レジ袋使用制限プログラムの実施委員会を設置し、市内の各スーパーマーケットや小売店などに働きかけて、試験的に実施してもらうという。レジ袋の生産業者には、代わりとなる袋の生産やリサイクルを奨励し、そのための資金を優先的に融資する。
具体的には▽レジ袋に使用税を課して利用する場合は消費者に税の負担を求める▽レジ袋の無料配布を禁止する▽レジ袋の回収とリサイクルの費用を生産業者に負担させる−などを実施、政府には環境にやさしい素材の袋の使用を奨励する政策の実施を提案する。同局によると、同市では毎日約50トンのレジ袋が捨てられているという。