ホアン・チュン・ハイ副首相はこのほど、ホーチミン市と東南部ビンズオン省の人民委員会などに対し、「ホーチミン市国家大学」建設案件の推進に必要な用地収用・立ち退き補償・再定住先整備の各業務を急ピッチで進めるよう指示した。ハイ副首相はまた、同大学の計画区域内での違法な建築や土地売買の取り締まりを強化し、違反者を厳重に処分するよう求めた。
同案件の詳細計画(縮尺2000分の1)によると、計画区域の総面積は643.7ヘクタールで、ホーチミン市トゥードク区と東南部ビンズオン省ジーアン郡にまたがっている。計画は2003年に承認されているが、用地収用作業が長引いている間に違法行為が横行していた。
同大学はこの地域を約6万5000人の学生が生活できる多機能大学都市として整備する計画案を作成中だ。