警察総局のカオ・ミン・ニャン副総局長は19日に開かれた「ホーチミン市~ブンタウ市(東南部バリア・ブンタウ省)間高速船の交通安全」に関する会議で、高速船は陸上交通の負担軽減に貢献しているが、問題も多く安全とは言えないと発表した。
現在同区間で運航されている高速船は14隻あるが、すべて旧ソビエト連邦から輸入されたもので、製造年は20年以上前で老朽化が激しく故障も絶えないという。また、2005年からこれまでにこの区間の高速船で発生した事故は6件に上り、2人が死亡、1人が負傷し、被害総額は14億ドン(約740万円)に達している。これらの事故の主な原因はスピードの出し過ぎや衝突回避義務違反など、規則を順守していないことだという。