ホーチミン市保健局は16日、同市1区チャンディンスー通りの飲料販売店で瓶詰めの豆乳製品6本にカビや凝結が発生しているものが見つかったと明らかにした。店主のチャン・カイン・リンさんが同局に持ち込んだ。
これらの豆乳は東南部ビンズオン省で生産されている「Tribeco」 と「Number1」商標の製品。リンさんによると、12日に栓を抜こうとしたところ、豆乳の一部が凝結しており緑色のカビが生えていたという。同様に問題のある製品がこの1カ月の間に5本見つかっており、いずれも消費期限内で栓がされていた。リンさんは、これらの製品を1区のビール・清涼飲料水代理店で仕入れたと話している。
保健局は、これらの豆乳製品の製造企業を呼んで原因を明らかにするとしている。ただし、製造地がビンズオン省であるため、何らかの違反があった場合の処分は同省保健局が行うことになる。