ホーチミン市飢餓一掃貧困削減・雇用指導委員会はこのほど、このところの物価上昇が貧困層に及ぼしている影響についての調査結果を同市人民委員会に報告した。
調査は同市の6つの区と1つの郡に在住している279世帯を対象に行なわれた。調査結果によると、91.75%の世帯が物価上昇の影響を大きく受けていると回答。支出額の増加が著しく、特に毎日の食費は前年末に比べ1.5~2倍増加しているという。
調査を行なった同指導委員会は市人民委に対し、平均年間所得が1人当たり450万ドン(約3万円)未満の貧困世帯には1世帯当たり1カ月20万ドン(約1300円)の補助を3カ月間行うよう提案している。