ホーチミン市パスツール研究所と同市保健予防センターは20日、同市9区の保健所で実施された予防接種ワクチンの経口投与と注射後に生後4カ月の乳児が死亡した件について調査を行った。
乳児は15日にジフテリア・百日ぜき・破傷風の三種混合ワクチンDTCの注射とポリオワクチンの経口投与を受けた。4日後の19日午後4時ごろ、乳児の様子が普段と異なり手足が冷たくなっていることに家族が気付き、病院に連れていったが死亡してしまったという。
パスツール研究所によると、同日に同様のワクチン接種を受けた子どもたちには、今のところ健康状態に異常が見られないという。