文化スポーツ観光省と公安省の合同捜査チームは10月25日、ハノイ市内にあるアーキタイプベトナム社の立ち入り捜査を行い、ソフトウエアの組織内違法コピーを摘発した。捜査チームは、オートキャド、マイクロソフトオフィス2003、マイクロソフトウィンドウズXP、ベトキー2000など多くのソフトウエアが違法にインストールされたパソコン82台を押収した。
同社のジョン・ブラウン社長は、会社ぐるみでソフトウエアの違法コピーを行なっていたことを認め、早急に改善を図ることを約束した。同社が不正に使用していたソフトウエアの総額は、摘発された違法コピー事件としては史上最高額の60億ドン(約4300万円)に上ると見られている。