サイゴン観光総公社(サイゴンツーリスト)によると、旧正月(テト)恒例の打ち上げ花火の費用を各企業から募った結果、1月末までに十分な資金が集まったという。この打ち上げ花火をめぐっては、当初、ホーチミン市人民委員会が節約した予算を台風被災者への支援に使用するため、例年の4カ所から1カ所に縮小する方針を打ち出し、さらに中止する考えを示していた。これが報道されると、市民
からは大きな反対の声が上がった。市側は民間資金を募る形での実施は可能と、サイゴンツーリストに募金業務を委託していた。
打ち上げ花火は今月17日午前0時から15分間、ホーチミン博物館(4区)、ハイテク工業団地(9区)、ビンフンホア地区(ビンタン区)、ベンズオック烈士記念堂(クチ郡)の4カ所で行われる。