メコンデルタ地方カーマウ省で昨年12月29日、共産党員のグエン・ホアン・ソンという男が通りすがりの民家の浴室の通気孔に携帯電話を差し入れて、入浴中の少女を盗撮するという事件が起きた。
入浴中だったフオンさん(15歳)は盗撮に気が付いて、携帯電話を奪い取った。携帯電話を取られたソン容疑者は、フオンさんの両親が留守なのをいいことに家の中に侵入すると、無理やり携帯電話を奪い返そうとした。2人がもみ合っている間に、フオンさんの服の一部は破かれた。また、ソン容疑者は下に落ちた携帯電話を踏み砕いた。地元警察によると、犯行当時ソン容疑者は酒に酔っており、酔いからさめた後は深く反省している様子を見せたという。この事件により、同容疑者の党員資格ははく奪された。