保健省のフアン次官は3日午後、鳥インフルエンザが疑われていたカマウ省の親子4人の検査結果(※関連ニュース参照)は陰性だったと発表した。現在ナムカン総合病院で治療を受けている4人は順調に回復している。ベトナム国内では2005年11月14日以来、鳥インフルエンザ(H5N1型)の人への感染は確認されていないことになる。
同日、鳥インフルエンザ防止指導委員会の定例会合が行われ、メコンデルタ地方3省(カマウ省・バックリュー省・ハウザン省)の11の郡と町での感染が報告された。家禽類への鳥インフルエンザ感染はさらに拡大する傾向を示している。