ホーチミン人民委員会のレ・タン・ハイ主席は先日1月2日、交通量の増加により崩壊の危険性が高いと指摘されていた、フーロン橋の架け替えを行うことを発表した。フーロン橋は、ホーチミン市12区とビンズオン省ライティウ(Lai Thieu)を結ぶサイゴン河上の橋。新フーロン橋の開通により、トゥザウモットからメコンデルタ各省への交通が改善し、国道13号線に加え、トゥザウモットからホーチミン市に入るルートがもう1つできることになり、交通量の分散が期待されている。
建設局のグェン・ヴィエト・ソン副局長によると、新フーロン橋は幅20m、4車線、2006年末に着工予定。建設費は2500億ドン(約18億円)で、そのうち500億ドン(約3.7億円)は近隣住民の立ち退き補償金に充てられる予定だ。