ブンタウのメインビーチであるバックビーチ(トゥイアンビーチ)の開発が暗礁に乗り上げている。同ビーチはベトナム有数の観光地として、1997年にバリア・ブンタウ省人民委員会が総面積30ヘクタール、ビーチ全長3,200mにわたる大開発を計画した。しかしながら、この開発計画は省が主導で進めており、開発業者の意見は取り入れられずに非合理的なものであったため、違法開発が続出、ビーチの美観を損ねている。
省の計画によれば、衛生と風通しを確保し、観光客がビーチを見通せるよう、シャワールームや駐車場、レストランなど低層建築物を配置したビーチにするはずであった。しかしながら、現在3階建てのシーヴューレストランなど、違法建築が林立、開発の足並みがそろっていない。なお、現在ビーチの南半分(キリストの像方面)は更地となって醜く放置されたまま。投資を引き寄せ、再開発を望む声が高まっている。