ハノイ市人民裁判所は9日、偽造クレジットカードによる詐欺事件で逮捕されているマレーシア国籍の被告2人に国外退去処分の判決を下した。
両被告は2004年4月にハノイ・ノイバイ空港から入国し、インドネシアの偽造パスポートと偽造クレジットカード16枚を使用し、4日間でビデオカメラや、貴金属類など23回の買い物で、合わせて6億5,700万ドン(約4万1,300米ドル)相当の商品を奪った容疑。
同裁判所では、両被告が既に被害金額を全額返却していることや、マレーシア大使館から保護申請が出されていることなどから、実刑判決を与えず国外退去処分とした。