北部地方気象台によると、ベトナムの西に位置する低気圧の影響で、ここ連日北部地方では猛暑が続いていおり、23日にはハタイ省ソンタイ街で39度を記録したほか、同省ハドン街で38.7度、ハノイ38.6度などその他の地方でも軒並み38度を記録した。
しかしこれまで6月に記録した気象台の最高気温記録(ハタイ省ソンタイ街 41度−1983年、クアンビン省ドンホイ町 40.9度−1912年、ホアビン省 40.9度−1983年)と比べるとまだ今回の方が低いが、今回のこの猛暑の特徴は昼間と夜間の温度差が小さく、ハノイでは午前4時でも気温が32度を記録しており、市民は連日1日中暑さに耐える日々が続いている。
この暑さで電力需要も急上昇している、ベトナム電力公社国家送電センターのグエン・ザイン・ソン所長によると、ここ数日の猛暑で電力使用量は既に昨年のピークを8%も上まっており、1日当たり1億4,300万キロワットを記録している。