(C)Znews |
- 49番の駐車券を渡された男性客が激高
- 喫茶店の警備員を椅子で殴るなど暴行
- 店主が証拠映像提出、警察が調査開始
ハノイ市ドンダー区カムティエン街区にある喫茶店で、駐輪場で不吉な番号の駐車券を渡されたことに腹を立てた男性客が、高齢の警備員を暴行するという事件が発生した。
喫茶店の店主が通報。警察は店主から事情を訊いた後、暴行を働いたとされる男性にも詳しい事情を訊くため召喚することを決めた。店主によると、27日午前10時30分頃、家族連れと見られる客(男性1人、女性1人、子供1人)がバイクで来店。警備員のX氏が駐車券を渡すと、男性は番号が「49番」で不吉だとして駐車券の受け取りを拒否した。その後、女性が駐車券を受け取って店内に入っていった。
しばらくすると、この家族連れの客が店から出て、バイクを取りにきた。男性は警備員のところに来ると、「不吉な番号の駐車券は全部処分しろ」と話した。これを聞いたX氏は、「印刷された駐車券を渡しただけだ」と返答。すると、この男性は激怒してX氏の頭を椅子で殴るなど暴行。帰り際には、「仕事を辞めなければ、次は殺してやる」と捨て台詞を吐いた。
店主は「突然の出来事だったため、スタッフも止めに入るだけの時間がなかった」と説明。病院で検査した結果、X氏は大した怪我ではなかったが、店主は監視カメラの映像などの証拠を集めて事件について警察に届け出た。店主は「店ではどんな暴力行為も許されない。法律に基づいて、きっちり解決したい」と話した。