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ハノイ市ベトドク(越独)友好病院は17日、バイクで移動中に日差し避けの上着が車輪に巻き込まれて、左腕がほぼ切断された状態の女性患者を受け入れ、腕の接合手術に成功したと発表した。
N・K・Hさん(18歳、北部紅河デルタ地方ビンフック省在住)は10月19日、夫が運転するバイクの後部座席に乗っていた際、この不運な事故に遭遇した。Hさんは、事故で左腕がほぼ切断され、出血多量の状態でビンフック省ビンイエン市の医療施設に救急搬送された。
Hさんはここで応急処置を施された後、ベトドク友好病院に転送された。医師らは、重度の外傷で骨折した左腕組織の接合と整形手術を行った。
術後の経過はよく、Hさんは無事意識を取り戻した。血圧も安定し、接合した左腕も体温のぬくもりを取り戻した。接合手術から1週間後、医師らはHさんの大腿部から皮膚を移植する手術を行った。なお、Hさんは、左腕の運動能力を取り戻すために今後リハビリを受ける必要があるという。