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南中部沿岸地方カインホア省カムラム郡カムアンナム村(xa Cam An Nam, huyen Cam Lam)にある民家で23日午前に母子4人が変死体となって見つかった事件で、同省警察は家主のホー・スアン・ハイ容疑者(男・52歳)を殺人容疑で逮捕した。
死亡したのは、ハイ容疑者の妻(49歳)と娘3人(10~21歳)の計4人。検死結果では、死因が一酸化炭素(CO)中毒によるものだったことが確認された。
ハイ容疑者の供述によると、夫婦は養豚場経営で投資を行ったが、事業が失敗し借金を抱えてしまった。自暴自棄になった容疑者は、インターネットで一酸化炭素による自殺方法を検索し、無理心中を計画したという。
23日未明、妻と娘たちがぐっすり眠っている間に、容疑者は寝室に一酸化炭素ガスを放出。その後、自分も寝室に入って一酸化炭素ガスを吸引した。
発見時点で妻と娘3人は既に死亡。ハイ容疑者は瀕死の状態で地元病院に緊急搬送され、迅速な治療により一命を取り留めた。同事件をめぐり、警察は裏付け捜査を進めている。