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東南部地方タイニン省タンチャウ郡タンチャウ町(thi tran Tan Chau, huyen Tan Chau)で24日午前、見知らぬ人物からもらった飴を食べた中学生2人が、倦怠感や痙攣、息切れなどの症状を訴えて病院に緊急搬送されていたことが明らかとなった。
町内の中学校に通う中学1年生(日本の小学6年生に相当)のA君とP君は、家族の知人を名乗る60歳くらいの男性に校門前で呼び止められて飴を手渡されて、これを食べた。
授業を受けていた同日10時20分頃、体調に異常を覚えた2人は、学校で応急処置を受けた後、タンチャウ郡医療センターに緊急搬送された。
迅速な治療により、2人の体調は回復して同日中に退院した。なお、麻薬検査では陰性反応が認められた。同郡警察は現在、2人に飴を渡した不審な男の行方を追っており、食品衛生安全当局で飴から採取したサンプルの成分分析を進めている。