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南部メコンデルタ地方ビンロン省スエンアー病院でこのほど行われた男性患者に対する胆石症の手術で、奇妙な形の胆石が見つかって話題となっている。手術では2つの胆石が摘出されたが、このうち1つが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の形とそっくりだった。
手術を受けたのは、同省在住のN・V・Bさん(男性・73歳)。Bさんは30年程前に胆石が見つかったものの、特に痛みがなかったため、手術などの治療を受けてこなかった。
しかし、最近になって腹痛や倦怠感などの症状が出るようになったため、病院で検査を受けたところ、胆のうが膨れ上がり、30年前までは非常に小さかった胆石が直径2cm位まで大きくなっていることが確認された。
Bさんは、約45分間の手術を受けて、胆のうから2つの胆石を摘出。このうち、1つが何故か新型コロナウイルスとそっくりの形をしており、特徴的な突起まで付いていた。なお、術後の経過はよく、Bさんの容態は安定しているという。