北中部タインホア省サムソン町チュンソン地区警察は24日、サムソン町のグエンティロイ高校の男性教諭を刃物で襲って重傷を負わせた同校男子生徒ら2人の身柄を拘束した。
警察の調べによると、同校2年生の男子生徒レ・ゴック・ドクは24日午前、2時限目の授業をさぼって校庭に下り体育の授業中の生徒らと一緒にいたところを、体育教諭のドイ・スアン・ハイさんにとがめられた。ハイさんはドクの父親を学校に呼び出し説諭したが、親子はハイさんに暴言を浴びせて家に帰ったという。ドクはその後まもなく別の男と共に学校に現れ、ハイさんを襲って刃物で左太股に重傷を負わせた。
ドクはその場で取り押さえられ、警察に引き渡された。別の男は現場から逃走したが、同日正午ごろ警察に自首した。警察はハイさんの回復を待って捜査を進め、刑事事件として立件するか行政処分とするかを決める方針という。