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- 25年度新規採択案件として12件を決定
- うち1件がベトナムに関する案件
- 広域・高精度土砂災害シミュレータ関連
国際協力機構(JICA)は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)と国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による選考結果を踏まえ、地球規模課題対応国際科学技術協力プログラム(SATREPS)における環境、カーボンニュートラル、生物資源、防災及び感染症領域の2025年度新規採択案件として12件を条件付きで決定した。このうち1件がベトナムに関する案件となっている。
今後、相手国との実施に向けた協議を行い、内容について合意した上で案件を実施する。
SATREPSは、外務省と文部科学省の支援のもと、科学技術外交の強化を目的として、JICA、JST及びAMEDが連携して実施するもの。地球規模課題を対象とし、開発途上国のニーズを基に国際共同研究の成果の社会実装を推進する。
科学技術水準の向上につながる新たな知見や技術の獲得や、これらを通じた地球規模課題の解決やイノベーションの創出を目的とし、プログラムによる国際共同研究を通じて、開発途上国の自立的研究開発能力の向上と、持続可能な開発目標(SDGs)などの課題解決を目指すべく、持続的な活動体制の構築を図る。
ベトナム案件は以下の通り。
◇案件名「広域・高精度土砂災害シミュレータを活用した早期警戒システムのデジタル化と対策工の費用対効果の可視化」(防災領域)
+日本側研究代表機関・研究代表者:群馬大学・若井明彦
+主要相手国研究機関:水利大学(トゥイロイ大学=Thuyloi University、ハノイ市)