公安省南部犯罪追及局とホーチミン市10区第12地区警察は10日、ベトナム人の外国への密出国事件にかかわったとして1997年から指名手配されていたレ・ティ・キム・ホア容疑者(45歳・女)を逮捕した。
ホア容疑者の供述によると、同容疑者は10年以上カンボジアや中国などを転々とした後、数年前にホーチミン市に戻り、何度も整形手術を受けて顔を変えたうえで書類を偽造、「1970年メコンデルタ地方ロンアン省生まれのレ・タン・マイ」として生まれ変わったという。
犯罪追及局は先月28日、ホア容疑者が母親の葬儀に参列するとの情報を入手、姿を現した同容疑者に自首するよう説得したが、同容疑者は葬儀後再び逃亡していた。