2日夜から3日にかけて北中部ハティン省フオンケー郡フオントゥイ村を通る国道15A線上で3件の連続強盗事件が発生していたことが分かった。
最初の事件の被害者は同村在住のファン・タイン・タムさん(22歳・男性)で、2日午後9時ごろバイクで走行中に見知らぬ4人組の若い男に道を遮られたという。しかしこの直後にタムさんが友人に電話し、友人3人が現場に駆け付けたため、4人組は何も取らずに立ち去った。
翌3日午前5時ごろ、同村在住のレ・ヒュー・ハーさん(40歳・男性)がバイクでブタを運んでいたところ、バイクの2人組の男に棒で頭部や腰を殴られ、転倒する事件が起きた。しかし、この2人組もハーさんの叫び声で人が集まるのを恐れて何も取らず現場から逃走した。
この1時間後、今度はゴー・ティ・タオさん(30歳・女性)がバイクの2人組の男に襲われる事件が起きた。2人組は刃物と棒でバイクに乗ったタオさんに攻撃を加えてきた。刃物で口に切り傷を負ったタオさんが転倒すると、2人組はタオさんの現金9万ドン(約450円)を奪い、さらにネックレスとイヤリングにも手をかけようとしたが、人が近付いてきたため取らずに逃走した。