8月26日午前2時ごろ、東南部バリア・ブンタウ省ダットドー郡フオックハイ町の金(きん)販売店「キムソン」で強盗事件が発生した。
店主のラム・ゴック・フンさんによると、店舗上階の部屋で妻と寝ていると突然身体に電気ショックを与えられ目が覚めたという。室内には3人の侵入者がおり、2人がフンさんを羽交い絞めにし、1人がフンさんの妻のフオンさんを脅して金庫を開けさせようとした。しかしフンさん夫妻が抵抗する間に室内の電気をつけ非常ベルを鳴らすことに成功したため、3人とも現場から逃走した。
その後、フンさん夫妻が店舗を確認したところ、6億ドン(約320万円)相当の金・銀製品がなくなっていることが分かった。店内には防犯カメラ4台が設置されていたが、夜間だったため作動させていなかったという。同省警察が犯人グループの行方を追っている。