北中部タインホア省タインホア市のダオズイトゥー高校で16日、女性教諭が学校を訪れた生徒の父親から教室の中で殴る蹴るの暴行を受けるという事件が起きた。
被害に遭った2年C4組の担任で数学担当のダオ・ティ・ト教諭によると、5時間目のテスト中に突然男性2人が教室に乱入して来たという。テストに影響すると考えた同教諭は廊下で話を聞こうとしたが、2人のうちの1人に突然胸を突かれて転倒した。同教諭ははって教室に戻り助けを求めたが、その間も男は殴る蹴るの乱暴を働いた。複数の生徒が止めに入ったが、男は警備員が駆け付けるまでの間も乱暴を続けたという。
ト教諭の話では、男はC4組のある生徒の父親で、この生徒が校則違反で処分を受けたことを逆恨みしたと考えられるという。現在、同教諭は心身共に衰弱状態にある。今回の事件について多くの生徒や父兄が怒りを露わにしている。