メコンデルタ地方ヴィンロン省でこのほど、49歳の女性マンさんが、腹部の激しい痛みを訴え病院に運ばれた。医師がレントゲンを撮ると腹部に大きな塊があるのを発見、CTスキャンで詳しく検査した結果、この塊が金属類であることが判明し、即刻手術を行った。
約1時間に及ぶ手術の後、マンさんの胃からはなんと、長さ7~8cmの釘が119本(総重量1kg)も摘出されたのであった。医師によるとマンさんの胃は激しく損傷を受けていたものの、命に別状はないという。マンさんの家庭は貧しく、本人が精神病患者であるため、同病院は治療費をすべて無料とする決定をした。