国際婦人デーの8日、カップルで賑わう街の片隅で、叶わぬ恋に嫌気をさした男が、片思いの女性宅に放火するという事件が発生した。男はガソリン1缶とバラの花を買い、女性の自宅へ向った。誰もが寝静まった午前2時、男は女性の自宅にガソリンを撒いて火をつけた。
ハノイ公安局は放火容疑でヴゥ・ディン・ヒエウ(27歳)を逮捕し、取調べてみると、女性とは6年前に知り合い思いを寄せていたが、その女性にとってヒエウは単なる男友達の1人でしかなかった。ヒエウはどうにかしてその女性を自分に振り向かせようとメールや深夜の電話で脅迫まがいのアプローチをかけたが、全く相手にされなかった。その上先日、突然会社を解雇され、人生を悲観し犯行に及んだと話している。