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株式会社パソナグループ(東京都千代田区)は24日、日本の優れた商品やサービスで海外市場の獲得を目指す企業の総合的な海外進出を支援する「クール・ジャパン グローバルインキュベーションセンター」を立ち上げた。
パソナグループは、官民共同で日本の魅力の海外展開を推進する「クールジャパン機構(株式会社海外需要開拓支援機構)」に出資し、12月に「クールジャパン推進室」を新設した。なお、クールジャパン機構は、外需獲得のため、‟日本の魅力”の事業展開を出資等を通じて支援すべく設立された法人。
今回、日本企業の海外進出を包括的に支援していくため、「クール・ジャパン グローバルインキュベーションセンター」を立ち上げ、海外進出を進める日本企業の海外事業マーケティングから進出に伴う人材の採用や教育研修、給与計算管理等のアウトソーシングサービスまでをワンストップサービスで提供することを決定した。
パソナグループは、1994年に香港に進出して以来、米国、カナダ、中国、台湾、韓国、シンガポール、インドネシア、ベトナム、タイ、インドで人材サービスを提供している。同社は今後も各国で培った人事戦略のノウハウを活かして、日本の魅力やサービスを海外に拡大する日系企業を支援し、日本経済の活性化を目指していく方針。