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- フリゲート艦「プロヴァンス」が寄港
- 越仏の防衛協力計画、策定の最終段階
- 両国士官の交流や各地の遺跡・景勝地訪問
フランス海軍のアキテーヌ級フリゲート艦「プロヴァンス(Provence)」が1日、ホーチミン市7区のロータス港に寄港した。オリヴィエ・ブロシェ(Olivier Brochet)駐ベトナム・フランス大使は6日、同艦上で演説し、同艦の寄港は域内の安全と自由の確保におけるフランスの善意と責任を示すものだと強調した。
ブロシェ氏はベトナムとフランスの防衛協力の見通しについて、両国の包括的・戦略的パートナーシップにふさわしい協力計画策定の最終段階にあり、数か月以内に承認されることを期待していると述べた。
プロヴァンスの司令官と士官らはホーチミン市滞在中、同市人民委員会や第7軍区司令部、第2海軍地域司令部を表敬訪問する。士官らはベトナム海軍の士官らとの交流活動に参加するほか、市内や南部メコンデルタ地方各省・市の歴史遺跡や景勝地を訪問する。東南部地方バリア・ブンタウ省沖の海域で、ベトナム海上警察との共同演習も実施する予定だ。
プロヴァンスは全長142m、幅20m、排水量6000t。最新の多様な兵器を装備したフリゲート艦で、現在フランス海軍で運用されている最も近代的な軍艦の1つとなっている。