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- 訪問・交流や軍医訓練などに焦点
- 両国間の国防協力を強化
- フレニン国防相、防衛国際展示会に出席
ファン・バン・ザン国防相は17日、ベトナムを公式訪問中のベラルーシのヴィクトル・フレニン国防相と会談した。
ザン国防相は会談で、ベトナムは民族解放・南北統一の戦いにおけるベラルーシを含めた旧ソ連の多大な支援を肝銘していると述べた。また、両国が今後も訪問・交流や軍医訓練などに焦点を当て、両国間で合意に至った協力事項を効果的に実施することを望んだほか、ベラルーシ側に対し、同国の施設で訓練を受けるベトナムの軍人に引き続き奨学金を給付するよう要請した。
フレニン国防相は、両国間の国防協力を強化するにあたりザン国防相の提案に賛同したほか、ザン国防相に対し、2025年にベラルーシで開催予定のディフェンスエキスポに出席するよう招待した。
両国防相は世界と地域の情勢と共通の関心事についても話し合い、複数の協力文書に署名した。
フレニン国防相は、ハノイ市のザーラム空港で12月19日から22日まで開催予定の防衛・セキュリティ関連の国際展示会「ベトナムディフェンスエキスポ2024(Vietnam Defence Expo 2024)」に出席する。
なお、スウェーデンのストックホルム国際平和研究所(SIPRI)が発表した2018年~2022年の5年間における世界の兵器取引量に関する報告書によると、ベラルーシはベトナムの兵器輸入量全体の10%を占め、ベトナムにとって3番目に大きな輸入先となっている。一方、ベトナムはベラルーシの兵器輸出量全体の25%を占め、ベラルーシにとって2番目に大きな輸出先となっている。