(C) vtv 写真の拡大. |
- 巡視船、バリア・ブンタウ省に寄港
- 省人民委員会を表敬訪問、関係強化に貢献
- 両国海上警察機関の良好な協力関係を確認
インドネシア沿岸警備隊の巡視船「KN Pulau Dana-323」が8日、東南部地方バリア・ブンタウ省ブンタウ市のペトロベトナム・テクニカル・サービス[PVS](PTSC)港に寄港した。
船長のウマル・ダーニ(Umar Dhani)中佐が率いる54人が、11日まで親善訪問を行う。同国の沿岸警備隊の船舶がベトナムを訪問するのは初めて。
沿岸警備隊の士官らは、バリア・ブンタウ省人民委員会を表敬訪問した。同省人民委員会のグエン・コン・ビン副主席は、沿岸警備隊の訪問は特に重要な意義があると歓迎。1955年に外交関係を樹立し、2013年6月に戦略的パートナーシップに格上げされた両国の良好な伝統的友好関係の強化に貢献すると強調した。
両国の伝統的友好関係は発展し、これまでに多くの成果をもたらしている。ベトナム海上警察とインドネシア沿岸警備隊が2021年12月に海上安全保障協力に関する覚書に調印したことなど、多くの分野で協力協定や合意を結んでいる。
沿岸警備隊の士官らは、第3地域海上警察司令部も表敬訪問した。双方は、今回の訪問が両国の海上警察機関の良好な協力関係を確認する有意義な機会になったとの認識で一致した。