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- ラム書記長が仏語圏サミット出席
- 訪問先パリでカンボジア国王と会見
- 両国の伝統的友好関係の強化を希望
フランス・パリで開催された第19回フランコフォニーサミットへの出席に合わせ、ベトナム共産党トー・ラム書記長 兼 国家主席は5日、カンボジアのノロドム・シハモニ国王と現地で会見した。
国王の戴冠20周年(2024年10月29日)に際し、書記長は、国王統治下でカンボジアが過去20年に達成した成果に祝辞を述べるとともに、台風3号(アジア名:ヤギ、日本では台風11号)の被害に見舞われたベトナムを支援したカンボジアに改めて謝辞を述べた。
書記長は、ベトナムが両国関係およびカンボジア・ラオス・ベトナム3か国の関係と歴史的価値を常に重視しているとし、三国間協力をより実質的かつ効率的なものとすべく、カンボジアとラオスとの連携を継続することを約束した。
一方のシハモニ国王は、書記長との再会に感動と光栄の意を表明し、健康をいたわる皇太后からの言葉を書記長に伝えたほか、社会経済、文化、教育、科学技術の発展に関するベトナムの支援に謝辞を述べた。
さらに双方は、両国間の伝統的な友好関係、包括的かつ持続可能な協力の成果に喜びを表明し、将来の指導者たちが伝統を継承し、両国関係の促進を継続することを強く望んだ。