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- フランコフォニーサミット出席で訪越
- 多国間メカニズムの役割を評価
- フランス語圏の人的・文化的交流強化
ベトナム共産党のトー・ラム書記長 兼 国家主席がフランス・パリで開催された第19回フランコフォニーサミットに出席し、5日にスピーチを行った。
ラム書記長はこの中で、多国間メカニズムの役割を評価。これを促進すべく、多国間主義を主要な変革プロセス、特にデジタル変革とグリーン変革に結び付けることの必要性を主張した。
書記長はこれを踏まえ、フランス語圏諸国が加盟国の技術能力向上、クリーンエネルギー開発、持続可能な開発目標の達成を支援し、加盟国の優先事項、特に経済協力や国連未来サミット文書の履行に重点を置く方向で革新を進めるとともに、フランス語圏の人的・文化的・教育的交流を強化することを提案した。
なお、同サミットでは各国首脳らが最近の世界情勢、特に中東地域における複雑な展開についての懸念を共有し、レバノンとの連帯を表明した。