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- ラム書記長、アイルランドを公式訪問
- アイルランドにベトナム大使館を設立へ
- EVFTAを活用、貿易・投資協力促進
トー・ラム書記長 兼 国家主席はアイルランドを公式訪問し、現地時間2日午前に首都ダブリンでマイケル・D・ヒギンズ大統領と会談した。書記長は1日から3日までの日程で同国に滞在した。
書記長は、ベトナムがアイルランドとの多面的な協力関係の発展を重視しているとし、アイルランド側に対し、グリーン成長、気候変動対応、環境保護、情報技術、デジタル変革、持続可能な開発などの優先分野でベトナムを支援するよう要請した。
書記長はまた、ベトナムがアイルランドにベトナム大使館を設立するための手続きを実施していると報告した。両首脳は、大使館の設立が両国関係を新たな高みに引き上げるとの共通認識を示した。
両首脳はこの席で、あらゆるレベル、特にハイレベルの訪問や交流を促進し、既存の協力メカニズムを積極的に展開することで一致した。
経済・貿易・投資協力に関して、両首脳は、ベトナムEU自由貿易協定(EVFTA)を効果的に活用し、貿易・投資の協力を促進し、両国のビジネス界の接続を支援することの必要性を強調した。
両首脳はまた、2026年までに両国間の貿易額を50億USD(約7400億円)に引き上げることを目指すとした。大統領は、ベトナムEU投資保護協定(EVIPA)の批准プロセスを加速するというベトナムの提案を認めた。
双方はさらに、ベトナムにおける教育、質の高い人材の育成、科学研究、イノベーションの分野での協力を推進するほか、人的交流、文化芸術、観光、地方間協力を強化することで合意した。