(C) giaoduc, チュオン・タン・サン国家主席 写真の拡大 |
日本の外務省は18日、ベトナムのチュオン・タン・サン国家主席を3月16日から19日の日程で国賓として招待することを発表した。
サン国家主席は、3月18日に安倍晋三首相と首脳会談を行うほか、17日には天皇皇后両陛下との会見や宮中晩さん会が予定されている。首脳会談では、ベトナムでの原発開発やアジア地域の安全保障問題などについて話し合う。
日本は、尖閣諸島をめぐる中国との対立を踏まえ、南シナ海に浮かぶチュオンサ諸島(英名:スプラトリー諸島、中国名:南沙諸島)などの領有権を中国と争うベトナムとの関係を重視しており、協力関係を一層強化していく方針。