ベトナムの少数民族の代表が集う初めての代表者会議が2010年5月中旬、ハノイ市で開催される予定だ。国内53の少数民族から約1700人の代表が集う。
政府の民族委員会のザン・セオ・フー委員長は「この会議は少数民族にとって社会政治的に重要なイベントだ。ベトナムは少数民族が支え合う統合国家」と強調した。フー委員長はまた「この会議はベトナムの革命や飢餓・貧困撲滅などに貢献してきた少数民族出身の個人や組織の貢献を、共産党や政府が認識し評価する格好のチャンス」と語った。
会議は10年ごとに開催される予定。来年の会議に参加する代表は年内に省・区レベルの人民評議会から選出される。